五周年記念公演

月をノミマショウ

五周年記念作品


in○chi no musubi me,



セットは真っ黒な空間、黒づくめの衣装、白黒の活字で埋め尽くされた紙屑、何もない真っ黒な空間の中、豊かな想像力で表現するものは観客の想像力を全面に信頼してのもの。

観客一人ひとりの記憶の中にある風景と重なり合いながら、黒一色の舞台の中に鮮やかな場面を創り出していく。



▪️出演

布川隼汰

申大樹

後藤晴香

正井雪香

青木里奈

斉藤稚紗冬

麗奈

史椛穂



スタッフ

照明・音響・映像 菊池潤

フォトグラファー tatsu

映像撮影 株式会社Fdce

演出・振付・美術・衣装 糸長史椛穂







三部作


a.『葬列とワルツ』

b.『溺れる月』

c.『うぬぼれに群がる蠅』



*****************





111,2        🌕 b,

▪️出演

後藤晴香

正井雪香

青木里奈

史椛穂



118,9       🌗 c,

▪️出演

布川隼汰

後藤晴香

正井雪香

青木里奈

史椛穂




1122,23   🌓 b + c,

▪️

布川隼汰

申大樹

後藤晴香

正井雪香

斉藤稚紗冬

史椛穂



1129,30   🌕 a,

▪️

後藤晴香

正井雪香

斉藤稚紗冬

麗奈

史椛穂



公演時間

1日目 17:00

2日目 14:00  ,   16:00



公演時間 50



▪️客席数

20席  チケット4500


▪️デリバリーステージ 2500

(映像撮影での作品としてお客様のご自宅で観て頂ける専用URLチケット)



チケットご購入


https://instabio.cc/20520eNLWIB

ヨガレッスン中の誘導の言葉のオンラインワークショップ

大きく揺れ動き続ける世の中。

わたしたちの暮らしは、

今までの姿から一変している。

こんなとき、

焦点を合わせるところによっては、

目まぐるしかったり、

迷ったり、

先がわからなくて恐くなることだと思う。

不確実なとき。

不確実な要因や状況は

変えたくても変えられない。

が、

「フォーカスの力」=どこに意識の焦点を合わせているか。

そのチョイスはいつも、自分自身のもとにある。そのことを忘れてはいけないと、私は思う。


「できないこと、

どうにも変えられないこと」

ばかりにフォーカスしていると、

そこにはなんのパワーもなく、

その分、さらに苦しく感じてしまう。



ちょっとの意識のシフトで

「今、私にできることは何か?」

に注目してみることって

とても大切だと思うんです。

今こそ、一人でも多くの方に、

ポジティブな方向を見てもらいたい。

今こそ、一人ひとりの心の中で

「最も大切なこと」を確認し、

フォーカスしていくときにしたい。




と、私は思うのです。







そこで!!!!!


ヨガインストラクターを目指し養成学校へ通っている方、

ヨガインストラクター養成講座を修了し、ヨガインストラクターとしてご自身の可能性を広げてゆきたい方を対象としたワークショップ。


✳︎5名様限定。


【ヨガレッスン中の誘導の言葉のプライベートワークショップ】をオンラインにて行います。


11回レッスン(90mim/1t)3000yen

オリジナルの資料をもとに



全て終えたところで、今度は私がレッスン料をお支払いさせて頂き、私にオンラインでのレッスンをして頂くまでがワークショップ内容とします。


(養成講座ではございませんのでご了承下さい)     



ヨガインストラクターというお仕事は、美と健康をお伝えする、サポートするとても夢のあるお仕事だと思います。

触るのことのできない部分への優しいマッサージや手当てのようなもの。


身体やヨガの知識、動きをリードする物理的な言葉は勿論ですが、"""イメージ"に届く言葉によって、伝えられることの可能性が広がってゆきます。



ここでは、

その"""イメージ"に届けるための

誘導する言葉と音楽や光などといった空間の演出について、お伝えしたいと思っています。


これは、学校では習わないことなのです。

私も学校での講義を持っていますが、ふわっとは伝えますが、

ここでは、私にしか伝えられない、

ある意味マニアックに()お伝えします!




プライベートレッスンから何百人という大きなイベントレッスン、

スタジオレッスンももちろん、

お寺さんやチャペル、船上、野外、病院、施設といったその場所やそこでヨガをされる方に向けて

"特別なヨガの時間"を過ごして頂けるために

自分にしかできない"何か"があると、


ヨガインストラクターとしての生き方の可能性も広がってゆきます。

そして有難いご縁が繋がれてゆくんです。



私は、ここではシェアして、

創り出すところまでご一緒できたら嬉しいと思っています。



もう一つ!私が得意なのは

舞台の作品作りもそうなのですが、

目の前にいる"あなた"をもっとカッコよく美しく、魅せることが大好きです。

引き出しを見つけることが得意なんです。


自分には持つことのできないポジティブは

目の前にいる"あなた"には何故か確かなポジティブで閃き創り出すことができるのです!



今こそ、この私の得意を使えーっっっ!てことでこんな企画してみました!



私がヨガインストラクターとして活動する上で必要かなぁと学んできたことや取得した資格などについてもアドバイスできます!



私自身が様々なところでレッスンをさせて頂く日々に学んだ全てを

私が作りました資料とともに

シェアしてゆきたいと思います。

是非一緒に、見つけてゆきましょう!



是非お気軽にお問い合わせ下さい。

素敵な出逢いになりますように



以下、こうしたレッスンへの拘りを持つようになったきっかけと

以前このワークショップさせて頂いたときのワークショップ内容の説明になります。

ご参考ください✳︎



✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎🕊✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎



こんなことから、私はレッスンに

"""イメージ"に届く、言葉や空間演出を拘るようになりました。



職業ダンサーとして生活していた私はある日突然の病の発覚で踊ることを辞めなければならなくなりました。

人生が終わったなんて思ったこともあります。生活もガラっと変わりました。


そんな中、お年を召した方が多く受けられるヨガのレッスンの日の出来事です。


以前より、バランスがどうしてもとれないと悩まれている方がいらっしゃいました。

年齢と共にバランス力というのはどうしても衰えてしまいます。


シンプルなポーズでも、片足でバランスをとることが難しい


40名ほどのレッスンで、

皆さんお好きなところへマットをひき、レッスンが始まります。


私が使う音楽は、いわゆるヨガ音楽ではなく、私がこのレッスンには合うんじゃないかなぁと選びます。確かこのレッスンでは日本語の歌でした。私が歌ってるの?なんて言われることもよくあったなぁ、、と。


皆さん、それがお気に入りだと言っていつもこの曜日のレッスンを楽しみに来てくださってました。


バランス

その日、

少し灯りを暗くしてみました。

少し音楽のボリュームを上げてみました。

私はセンターでなく、

全体を見てバランスが良くなる位置につきました。

センターあたりにいらっしゃる方の動きに合わせてみました。

自然と不思議と、全員の動きが揃い、バランスのポーズが完成される。

10秒、20秒、、、40秒、60秒、、まだまだいけそう。

ゆっくりポーズを解放したときの皆さんの達成感のある強く優しい表情に、涙が出そうになりました。

まるで山海塾(舞踏の舞台)で観た美しさのようで鳥肌が立ちました。まるで舞台芸術に感じるほどの美しさでした。

こんなところにも、芸術が産まれるんだと、感動で、何年も前のこの日のことを忘れることはありません。



一度経験した、感覚というのは、言葉に表せない自信に繋がります。その自信は、確かな次への繋がりになる。


私が知ってる舞台の作り方と同じだったのです。そこからは、舞台に込めていた拘りや閃き、そうしたものもここに生かせると確信したのです。


そして、日々のレッスンに"私らしさ"が産まれ、出逢いがあり、挑戦もあり、学びもあり、

今でもこうして舞台活動と共に

ヨガインストラクターとしても

大切な表現活動と共に生きています。








今年に入り、

ヨガのインストラクターさんや、その卵(養成講座を受講途中)の方達のリクエストにて、「ヨガレッスン中の誘導の言葉のワークショップ」を開催しました。


 

このワークショップをリクエストいただいたことは、私としてもすごく嬉しいことでした。受講動機ですが、


「ポーズ説明しかしない先生のクラスは、ストレッチしてるだけのようで、ヨガしてる気持ちになれない。でも自分でもうまく素敵な言葉を掛けれない。」


と言うのが、一番明確でわかりやかったです。素晴らしい受講動機だと思います。

 

SHIZUHO先生がどうやってヨガレッスン中の言葉を作っているのか教えて欲しい」

 

との要望をいただいたことで、他にはない、非常にマニアックな()ワークショップを開催することができました。


私はレッスン中の言葉はずっと考え、そしてレッスンを何千回と繰り返してきて淘汰して作り上げてきました。

時には、全然思いつかずに、苦労もしたので、作れない人の気持ちがわかります。

 

と言うことで、私がレッスン中に言う言葉を解説してみます。



ヨガの先生が、クラスで教えていくことを「インストラクション」と言います。

インストラクションには大きく分けて2種類あります。「リード」と「誘導」です。それぞれお話しします。

 

リード

ポーズのやり方や、物理的な説明を伝えること。

 

具体例:

・両足を前後に開き、カカトとカカトを縦、一直線に立ちます。

・吸う息で、両手を頭の上で合掌。

・〇〇のポーズ。このポーズでは、お腹を引き締め、肩甲骨周りにストレッチを感じます。

と言う感じ。すごく大切ですね。これがないと、クラスが成り立たない。これを言ってないと、正直クラスはうまく進まない。生徒さんも、アタフタしてクラスも締まらない。

 

誘導

生徒さんの「心」や「イメージ」に届く言葉。

 

具体例:

・温まった血液が、身体の内側を巡って、自分を包んで行きます。

・優しい感情を呼吸に乗せて、身体の奥に届けていきます。

・吸い込んだ空気が背骨の真ん中を通って、骨盤の奥に届いて、温かい物と混ざり合っていきます。

比喩や五感を感じてもらうことで、「イメージ」してもらうと、「心」に影響します。それはもちろん「身体(自律神経)」にも良い効果を与えます。なぜなら身体と心は繋がっているからです。

 

 


ちなみに、先ほどの誘導ですが、どのようにして作っているか?と言う質問がありました。それについてお答えします。私が作っている言葉は、心理学の知識や経験からくるものです。それ無しには作れなかったです。

 

「どこかの詩を参考にしてるのですか?」

 

と質問されますが、違います。単に素敵な言葉を使っても、人の心には刺さりません。ふわふわするだけ。

 

刺さるには「意味」があるんです。解説します。

 

人は無意識的に「感じる」ことがある。

人って、なんとなくそう感じるって時ないですか?

 

「あの人なんとなく嫌だ」

 

とか笑。その理由ははっきり説明できない。自分でもどんな理屈でそう感じるのかわからない。ただ、

 

「嫌だ」と言うのは絶対に決まっている。

 

それは、無意識的に嫌なものを感じているからです。そして嫌だと言うのをしっかり意識で認識している。逆もありませんか?

 

「なんとなく良い。」

 

同じことです。無意識的になんとなく良いなって思っている。それを意識で「良い」って認識できている。

 

人間には意識と無意識の2つの意識があります。では意識と無意識、どちらが割合が多いかご存知ですか?

答えは断然「無意識」です。人間は無意識で感じたことが、その人の最終的な決定に影響を与えることが多いのです。これは心理学の土台となっている理論です。

 

少しまとめます。

人間は、無意識に「感じる」。

と言うこと。

 




ここでヨガレッスンに話を戻します。私がヨガのレッスンやポーズを行うことで、感じて欲しいのは、「今日も一日、生きてることに感謝」「自分が自分であることに自信を持とう」と感じて欲しいんです。「幸せだなぁ」って。

 

それを直接口に出して伝えても受け入れられないですよね?笑

「このポーズを取ることで、自分に自信を持ってください」ってダメでしょう?笑。伝わらない。

 

人間は、直接口に出されても、受け入れられないことがあるんですね。自信持ちなさいなんてその最たる例です。そんな時は、無意識にまで言葉を届けると良いんです。ただし、そのままの言葉ではダメですよ。無意識まで入って行かないから。

 

そんな時は比喩を使います。


 

温まった血液が、身体の内側を巡って、自分を包んで行きます。


 

比喩

血液「生きている自分の象徴」

温かい血液が自分を包む「自分が自分を認めること」

 

と言う比喩による無意識へのメッセージです。無意識的なものなので結果はわかりにくいんです。

 

ただ、この言葉を聞いて、心地よい気持ちになっていたなら、それはちゃんと私からのメッセージがあなたの無意識に届いていると言うことなんです。

 

今回、SHIZUHO先生の言葉を教えてくださいって言ってもらえたのは、このメッセージが届いていたことなんだなぁという意味から嬉しかったんです。

 

そして、この言葉の作り方は、自分の心の奥から作る必要があります。私の言葉をそのままマネするのも構わないのですが、オリジナルの方がその心の奥からまっすぐ出ていくから良いんです。その方法を・・・ワークショップでやりました。


もちろん難しいけど、訓練次第で、誰でも出来るようになると確信しました。

 

はじまりました!

月をノミマショウ vol.56

月をノミマショウ vol.56